『HI-TOE 3 WEDGE』は、前モデル『HI-TOE RAW WEDGE(ハイ・トウ ロウ ウェッジ)』で採用し、ツアーでも性能の高さが実証されている「ロウフェーステクノロジー(ロウフェース＝ノンメッキ)」を引き続き採用するとともに、新たにフェースに搭載されたバー状の突起「レイズドマイクロリブ」を採用することにより、グリーン周りでも適切なバックスピンを生み、操作性の高いショットを可能にします。
『HI-TOE 3 WEDGE』は、フェースからメッキを除き、スピン性能を向上させる「ロウフェーステクノロジー」や精密機械加工でソールを仕上げた「ミルドグラインドソール」に加え、新たに『MILLED GRIND 3 WEDGE（ミルド グラインド スリー ウェッジ）』に搭載したテクノロジー「レイズドマイクロリブ」を採用しました。フェース面に無数に搭載されたバー状の突起の効果によりスイングスピードが速くないグリーン周りでのショット時でもバックスピン量アップに貢献します。ヘッド仕上げには『HI-TOE WEDGE』の代名詞ともなっているカッパー仕上げにアップデートを加えた「エイジドカッパーフィニッシュ」を採用、使い込むほどに風合いが増します。
シリーズの代名詞でもあるトウ側を『MILLED GRIND 3 WEDGE』より高くした「ハイ・トウ デザイン」と、フェースのトウ側に肉厚を持たせた「ウェイトパッド」と『HI-TOE WEDGE』シリーズの特長でもあり今回改良された「バックフェースキャビティ」の相乗効果により、フェース中央重心の設計で低打ち出し・高スピンを実現しました。
テーラーメイドが誇るCNC(精密機械)加工により、製品誤差が極めて少ない「ミルドグラインドソール」を搭載しています。ソールデザインはスタンダードバウンス（SB）、ローバウンス（LB）、ハイバウンス（HB）と3タイプをラインアップし、プレーヤーのプレースタイルやフェース開閉量に応じて選択が可能です。※2 グリーン周りに待ち構える様々なコンディションに対応し、どんなライからでも安定したスピン性能を発揮し、プレーヤーの意図するショットを可能にするウェッジが完成しました。
ミルドグラインドソール
8620鋼を採用したミルドグラインドソールは、人の手では再現することが難しい精密な加工をテーラーメイドが誇る「CNC精密加工」により一貫したソール形状を実現。それにより、一本一本に精密なソールグラインドが施され、どのウェッジもショット時の抜けの良さを実現し、安定したパフォーマンスを提供する。
ハイ・トウ デザイン
精度の高いショットを実現するため、より低い打ち出しと高いバックスピン量を可能にするHI-TOEシリーズならではの「ハイ・トウ デザイン」を採用。今回のHI-TOE 3では、フェーストウ側の高さ*をより高い66mmに設計。また、フェースのトウ部分に肉厚を持たせた「ウェイト パッド」により、重心位置がフェース中央に近づき、打ち出しとスピン量をさらに最適化する。また、心地よい打感も実現する。
*ミルドグラインド(MG)3 比較
フルスコアライン
54°～60°にはフルスコアラインを採用。前作までは56°以降のロフトにフルスコアラインを採用していたが、今作より54°からフルスコアライン化。複数本ウェッジを持ち、54°をサンドウェッジとして使いたいプレーヤーに対してさらなるスピン量を提供する。
レイズドマイクロリブ
「レイズドマイクロリブ」テクノロジーを採用したことでグリーン周りの難しい状況の中でも自分の思い描いたショットを実現できる。グルーブ間にバー状の突起を搭載したことで、スイングスピードが速くないグリーン周りでのショット時のバックスピン量アップに貢献する。
ZTP RAWグルーブデザイン
よりシャープに、より深く、より狭くなったグルーブ。グリーン周りでのスピン量を増やし、朝露や雨天時などのウェットコンディションにおいても最適なスピン量を実現するための設計が施された。また、メッキを排除したフェースと、シャープで細く深くなったグルーブ&レーザーエッチングの組み合わせでスピン性能が向上。(※フェースのみノンメッキ仕上げのため、製品出荷時に貼付している保護フィルムをはがすと腐食が進みサビが発生しますが、製品の性能に影響はございません。）
3種類のバウンス
SB(スタンダード バウンス)、LB(ロー バウンス)、HB(ハイ バウンス)の3種類のバウンスを設定。スイングスタイルやプレー状況に応じて、ターフ上でのクラブの滑りを最適化した設計が施されている。